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事の真相とFXの可能性

受講生の回答:
ほとんどがお金が欲しかったから…借金があったのでは…

回答:上記経理担当者が涙ながら語った理由
私の家族は8人、両親と兄弟6人で、私は長男、すぐ下は2歳年下の弟とかがいます。父親は鍋とかを作る職人で母親は洋服の仕立て直しをしており収入は少ないです。私以外の兄弟は中学卒と高校中退ばかりで私だけを大学を卒業できるまで育ててくれました。兄弟たちは定職がなく、まともに定職についているのは私だけです、大学卒業をさせてもらったからです。ですから、私は家族の中で収入源としてもっとも頼られています、この国では低所得者層が成功者にはなれません、ですから兄弟たちはまずまともな定職にはつけません。そして、私は大卒にしてくれた両親に恩返しなければと思い、最初は軽い気持ちでしたが徐々にエスカレートしてしまいました。

私の回答:
みなさんはお金が欲しかったから…とかですが、ではどうして不正をしてまでお金を欲しがるのかを考えなければなりません。そのためには、その国の文化・風習・生活環境・経済情勢等をしっかりと理解する必要があります。フィリピンという国は新興国でまだ貧しい国です、人口に対し職数は限られており、長期雇用する企業は多くありません。そして、貧しいけど大家族が多く、家族愛は非常に厚く、家族が家族を支えていくという文化が日本よりも強いです。このようなことを理解することがビジネスでもとめられるのです。なぜならばこのような社会的背景がその国民を動かすわけですから、そういった背景がリスクに結びつくのです。

リスク管理の原則:
上記のことを簡単にまとめると、その社会の中での現象や人間の行動を観察する目を常に持っていないと社会背景を読み取ることはなかなかできません。その国の文化・風習・生活環境・経済情勢等に基づた社会的背景を把握し、このような背景はこういったリスクにつながる可能性があるといったことを整理し、ビジネスの現場での個々の状況に当てはめていきながらリスクを予想しそして回避する手段を講じることが求められます。

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フィリピン子会社での不正

研修プログラムの企画製作に際しもっとも重視した点、私が知人に対してもっとも強調したのは、受講者にもっとも認識させるべきは「多様性と社会的背景への理解」であり、その方法をどう教えるかであった。以下はプログラムを完成させて私が実際にリスク管理研修で講義した一部であり紹介したい(以下のストーリーは私の海外勤務における実話である)。

受講者へのストーリー:
私が初めて監査役としてフィリピン子会社の会計監査を実施した時のことで、その際、過去約5年間の使途不明金が判明、それ以前は不正をやりたい放題であったことが判明した。
伝票上は都度小額であり目立ちにくいが長年にわたり多額の使途不明金となっていた。経理担当者に問いただすと経理部長の指示で不正を働いていたとの回答を得た。そこで、経理部長に説明を求めたところ自分は直接関与していない、実行してたのは経理担当者だと言い張った。再度、経理担当者に説明を求めたら、実行犯は自分であることを認めた。そして、経理部長は担当者の不正に気付いてから担当者に対し不正をばらされたくないなら担当者経由で不正に得た金の一部を渡すように強要していた、というストーリーである。

受講生への問いかけ:
どうしてこのようなことが起こったのか、理由を考えてください…みなさんはフィリピンで子会社を管理する立場にあると仮定して考えてみてください。

グローバル化への課題

グローバル化が難しい理由として、英語をコミュニケーションの術=ツールとして使えない日本人が多いことを前回述べた。そして、グローバル化の障壁になっていることとして、日本人の国際社会での「多様性」に対する理解がまだまだ不足している点だ。特にこの多様性への理解は、海外で事業展開したりするためには絶対に必要不可欠である。そして、多様性を理解するには社会的背景への理解も不可欠である。

平たく言うと、海外に出て行くと、その中で暮らし、ビジネスを行おうとすると、まず日本のなかでのやり方がそのまま通用するわけではない。だから、「クロスカルチュラル・マネジメント」の重要性が語られるわけである。ただ、私もかつて某大手人材育成会社の海外赴任研修で同マネジメントの研修を受けたことがあるが、正直、おきまりのコース内容で大して実にならなかったことを記憶している。

一昨年、人材育成研修コンサルティング会社を経営している知人から海外赴任前研修プログラムの企画製作の依頼があり一緒に仕事をした経験があり、その頃の話をしたいと思う。